(PH4)能動ベッドの開発

 高齢化社会では,いわゆる「寝たきり」患者には褥瘡や関節拘縮が発症し,社会問題となっている.介護者の負担を増すことなくそれらを予防するためには,定期的かつ自動的にベッドが運動し,圧迫部位の変更や関節の強制駆動を可能にする能動ベッドの開発が必要不可欠です.これを防ぐためには, これまでに,ひとつのモータを1方向に回転するのみで,背上げ,膝上げ動作が可能な関節拘縮防止用可調整1自由度リンク機構を総合し,模型を試作して動作を検証しました.

Fig.1 Fig.2
能動ベッドの駆動角 試作した能動ベッド模型