(PH3)冗長複ループ空間マニピュレータの総合と運動制御

 高速,高剛性,高精度が期待される複ループ空間マニピュレータ(パラレルマニピュレータ)に, さらに複雑・柔軟な運動を可能にするために,冗長自由度を付与することを試みています. これまでに,アクチュエータをすべて静止節に配置し,かつ対称性を有する平面,空間複ループマニピュレータの数の総合を行うとともに, 8自由度空間複ループマニピュレータを試作し,その運動学解析を行って,駆動制御を可能にしました. 現在,冗長自由度を活用した最適運動制御手法を求めているところです.
Fig.1 Fig.2
8自由度複ループ空間マニピュレータ機構図 試作8自由度複ループ空間マニピュレータ