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| 加振器で加振される片持ち矩形板 | 仮想加振源による加速度応答推定 |
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（S1）構造変更の影響を受けない仮想加振源の推定
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振動低減のための構造変更を行うとき，その強制加振力を測定もしくは推定する必要がある．
例えば初期構造における加振力を測定したとしても構造変更による加振点の剛性変化により加振力が変動してしまう．
この問題を回避するために，構造変更に影響されない仮想加振源を推定する．仮想加振源は，純粋な加振力が対象とする
構造物に結合振動系を介して作用するものとして，その結合振動系の振動パラメータならびに純粋な加振力の周波数特性を
推定する．例として，加振器により加振される片持ち矩形板について，片持ち矩形板の理論振動モード解析が既知である前提で，
いくつかの微小質量を付加した場合の加速度応答の測定値から最適化によりその結合振動系の振動パラメータを推定した結果，
初期構造物ならびにリブを追加する構造変更を行った構造物ともに，仮想加振源を用いた加速度応答は実測値とよく一致した．
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